3歳児「女子」の世界も複雑なのです

幼稚園児の女の子も、女子なんだなぁと思った先月の出来事。

長女、幼稚園で一番仲が良いAちゃんというお友だちがいます。

Aちゃんはだいぶ前から、娘の話題にしょっちゅう登場していて、
あ〜、Aちゃんのことほんとに大好きなんだなぁと思ってました。

で、数ヶ月前から同じく娘の話によく登場するのがBちゃん。

Bちゃんとは教室での席が隣だそうです。
Bちゃんともよく遊んでる様子。

ところが、ここ最近、長女が、
「今日、Ｂちゃんに『あっち行ってよ』って言われた〜」
とちょっと落ち込んでることがたまにありました。

まぁ、そういうこともあるよね、と「うん、うん。ちょっと悲しいね。Bちゃんはまなちゃんだけにそんなこと言うの？」と聞くと、

「ううん。Aちゃんにも言う。」

と答えるので、まぁ、Ｂちゃんって、キツイことを言う性格の子なんだな。
と思って都度なぐさめてました。

そんなある日、娘が膝に擦り傷を作って帰ってきて、どうしたのか聞くと、Ｂちゃんに突き飛ばされて転んだと。

うーん、まぁ、幼稚園児、こんな喧嘩の一つや二つはあるだろうし、そんな大した怪我じゃないし、ま、いっかと思ってたら、そばでちゃっかり話を聞いていた主人が

「先生に言っといたら？」

と。

「あ〜、いや〜、いんじゃない。
相手だってわざとじゃないだろうし…」

とぶつぶつ言うと、

「だって怪我してんじゃん！」

と一蹴。

というわけで、先生に報告というか相談という新たな宿題を課されてしまいました。

そんなんだったら自分で言えばいいじゃんっ！！

と反抗したくなりましたが、それは妻の仕事と言わんばかりの主人のいつものごとくの態度の前に、言いなりになるしか術のない私なのでした。

翌日迎えに行ったとき、担任の先生は帰宅してて会えなかったのですが、他の先生が伝言なら伝えます、とのことで話を聞いてくれました。

するとその夜、担任の先生が携帯から電話をくれ、まず開口一番、幼稚園で怪我させてしまい、しかも、それを気づかないでいて申し訳なかったと深々と謝ってくれました。

さらに先生いわく、「実はＢちゃんのことは最近気になっていた」とのこと。

このＢちゃんが結構気の強い性格で、リーダーシップを発揮したがる子らしい。

長女とAちゃんはもともと仲良しで、はたでみててもほのぼのとしたいい関係だったのに、Ｂちゃんがそこに入って3人でいつも一緒にいるようになってから、ちょっと3人の関係がおかしくなってきた、と。

というのも、このＢちゃんが日によって、長女とAちゃんのどちらかにくっついて、残りを疎外しようとするような、そんな感じらしい。

で、先生ももちろん現場を抑えたら注意するんだけど、Ｂちゃんは先生の見てないところで、そういうことをしようとする、なかなか知恵者のようです。

担任の先生は、長女が怪我をしてしまったことをに深く謝罪してくれ、そして翌日、子どもたちから話を聞いたうえでじっくり話をして今後こんなことがないようにします、と言ってくれました。

で、翌日長女を迎えに行ったら、担任の先生から「ちょっとお話できますか」とおっしゃるので、お話することに。

先生によると、3人を別室に呼んだとき、問題のＢちゃんは、「やばっ」みたいな顔をしたそうです^ ^誰かを仲間外れにしたり、怪我をさせてしまったのにごめんなさいを言わないのはいけないことだよ、などの旨お話した、と。

3人ともにみんなに注意したところ、Ｂちゃん特に反省したのか、泣き出してしまったそうです。

その後は、3人、なんだか遠慮がちになって過度に譲り合いをしてたものの（笑）、仲良く遊んでた、とのことでした。

「とはいえ、子どもってその場で反省してもすぐ忘れちゃうので、引き続き注意して見守って行きますね。」と先生。

若いのに、とってもしっかりした、いい先生なんです。ほんと。

とりあえず、ほっ。

ところが、、、

娘とずっと仲良かったAちゃんが家庭の事情で11月をもって幼稚園を去ってしまう！というのです。

え〜〜〜〜〜〜？！
マジっすか？！

「これまではAちゃんがクッションになっていた部分もあったんですが、それがなくなって2人の関係がどうなるか、、、ちょっと心配です。」
と先生。

いやいや、、、ほんとそうだよ。。。

長女、ショックだろうなぁ。。。

家に帰って、「Aちゃん、他の幼稚園に行っちゃうんだね。」
と娘に言ったら、

「まなちゃんも他の幼稚園行きたいでぇ〜！」

って。
おいおい、、、

それにしても、幼稚園の年少さんとはいえ、おませさんは早くも「女子」なんだなぁと実感させられた一件でした。

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